音程とは
音程とは、2つの音符の間のことです
西洋音楽では、その間を半音階で測ります
ギターやピアノなどの西洋楽器では、フレットやキーが半音ずつ離れているため、半音は最小の音程となります
全音階と半音階はご存知の方もいらっしゃると思います
ここでは、メジャー・キーの音程を紹介します
- 長2度
- 長3度
- 完全4度
- 完全5度
- 長6度
- 長7度
- オクターブ
これらの音程名をどうやって決めたかわかりますか? スケールのすべての音がトニックに関連していることを話しているのです
Cをトニックとすると、いかのような音程が出来上がります
- ドレミ(C-D)=長2度
- ド-ミ (C-E) =長3度
- ド-ファ(C-F)=完全4度
- ド-ソ(C-G)=完全5度
- ド・ラ(C-A)=長6度
- ドゥ・ティ(C-B)=長7度
- ドゥドゥ(C-C)=オクターヴ
音程が合わない・わからない原因
歌の音程が合わない原因はいくつかありますが、一般的には以下のようなものが挙げられます
- 聴力の問題:聴力が高くない場合、音程が外れることがあります。また、音楽に関する知識や経験が不足している場合も、音程を正確に把握することが難しい場合があります
- 発声の問題:発声がうまくできていない場合、声が揺らいだり、音程が外れることがあります。たとえば、喉や口の筋肉が緊張していたり、息が正しく使えていない場合などが挙げられます
- リズム感の問題:リズム感が悪い場合、音符の長さや間隔を正確に把握することができず、音程が外れることがあります。
- 練習不足:十分な練習をしなかった場合、音程が外れたり、歌詞を覚えられなかったりすることがあります
- パフォーマンス中の緊張:パフォーマンス中に緊張してしまうと、声が震えたり、音程が外れたりすることがあります
これらの問題を解決するためには、正しい発声法や音楽理論の知識を身につけ、十分な練習を積むことが重要です
また、リラックスしてパフォーマンスできるように、練習やステージ前にリラックスする方法を身につけることも大切です
音程の合わせ方
歌の練習と聴音の練習に同じくらいの時間をかけてください
どちらか一方を得意とする方が多いかもしれませんが、両者は互いに補い合うものです
インターバル・イヤーのトレーニングは、実際の音楽の様々なタスクに役立ちます
例えば、以下のようなことです
- ハーモニーを評価して理解する
- メロディーがどのように構成されているかを聴く
- 向上した音程感覚を使って耳で演奏する
- 楽譜を理解するために音程を使って視唱をする
- ピッチやチューニングの間違いや不正確さを見分けることができる
ここまで、ソルフェージュの基礎と、音程についてお話しました
音階を歌い、聴くこと、そして音楽の語彙を増やすことで、より複雑なメロディやハーモニーを聴くことができるようになります
ぜひ練習に励んでください
音程を歌う
音程を聞く練習をするのに最適な方法の一つは、音程を歌い、その音程に名前を付けることです
音程を歌うことも、耳で聞いた音と脳が解釈した音とのつながりを強化する方法のひとつです
1日に20分ほど歌いながら音程を確認すると、外国語の単語を練習しているようなものです
突然、メロディーの中から音程が飛び出してきて、あなたが認識できるものになるのです
ソルフェージュの音程と一緒に音程の名前を歌うことで、メロディーの文脈の中ですぐにその音程を認識する神経回路が追加されるのです
最初は馬鹿らしく感じるかもしれませんが、耳を働かせるのに手っ取り早く効果的な方法なのです
音程を歌うときに音質は重要ではないことは強調すべきポイントです
印象的なビブラートやフルボイスではなく、イントネーションが焦点になります
マーキングや純粋なヘッドボイスを使うことがポイントで「良く聞こえる」ことを気にする必要はありません
正しい音節、ピッチ、良いイントネーションで音程を歌うことだけに集中してください